このたびの岩手県の小学校向け雑巾募集に関してご協力いただいた皆さま誠にありがとうございました。
写真のようにダンボール16箱、2000枚を超える愛情のこもった雑巾が集まりました。
発送日は5月8日、運賃は雑巾支援とともに現金でのご支縁をいただいた方がおられましたのでその浄財を充てさせていただきます。
なお、現地岩手県でも学校職員さんやPTAの皆さまにご協力いただくことになっております。
さて、ここで。
今回の雑巾募集の件で岩手県の小学校の方とお話して見えてきた最近の現状とは・・・
「こういう企画を(自分がやりたいことを)やらせてくれないか?(音楽・イベント・○○セラピーなど)」
「あげたいもの(捨てようと思った・余ってる・作ってしまったものなど)があるのでもらってくれないか?」
このように学校側のニーズとは無関係にあれこれと提案があったり、いきなりモノを送りつけられることがよくあるみたいです。
今回小学校からのニーズを元に始めた雑巾集めに関して校名を明かしていないのは、クオリティの低すぎる雑巾や雑巾以外のモノを直送されることを回避するため、そしてすべての方に返礼する負担を軽減するためです。
もちろんすべての方に返礼するのが礼儀でしょうが、今回のように80件以上の方がそれぞれ直送したとしたら荷受けも返礼も大変なことであり、それらをできるだけ軽減し学校業務に専念していただくほうが有意義と考えています。
そして、愛と想像力のある方なら「雑巾で困っているならあれもないでしょ?これもないでしょ?」となりあれこれと送りたくなりますね。
これは無理もないことですが、受け取る側としてはありがたいモノばかりではありませんし数量が十分でなければ配布方法などで頭を悩まさなければなりません。
今回集まった雑巾は5月8日に新聞取材を受けたあと発送する予定で、その際に小学校名も明かされます。
発送、到着後の様子については追って投稿させていただきます。
えにしのざは今後も「被災地からのニーズを元に」、できるだけ負担をかけない方法で有意義な活動をさせていただきます。
今後とも皆さまのご支縁、ご協力をお願いいたします。
災害被災地支縁団体 えにしのざ 幹事 松井伸行